2008年 10月 15日
猫のこと、書いてもいっすか。
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そんな訳で、ハラハラドキドキ・木ーライブの御報告からももう一週間たってしまったねー。レイキンです。ようやく書く、ひとつ、とてもかなしいお知らせです。腎臓病で入院して退院して家出してそして帰ってきた愛猫ニャンについて先月この日記に書きましたが、実は9月の29日の月曜夕方、天国に旅立って行きました。ライブの前日から容態が悪くなり、私も実家を行き帰りしては、ニャンを思って緊張していたのですが、優しいニャンはライブが終わるのを、そして私が実家に到着するのを待ってくれて、最期は家族に見守られながら静かに息をしなくなりました。最期の最期でも「あ、もう動かない...」と思ったあともまだ頑張ってくれて、お兄ちゃんがお水を飲ませようと持ってきたとき、頭と肩を持ち上げたらフワっと軽くなり、ああ、いまほんとうに魂がここから離れたのねと感じました。
ニャンがいちばん大好きだったであろう、そして今まで一番看病をして面倒見ていたお父さんは伊勢に出張中で、それだけがとても残念だけど、お父さんもニャンもその辺はお互い覚悟を決めて最後わかれたのでしょう。ぎりぎりまでニャンは穏やかにがんばり、声をかけると、声にならない声で「ニャ」とこたえてくれて、立派だった、本当に。

小学校の頃からうちには絶えず外猫兼用の猫が居て、色んな猫が入れ替わり立ち替わり何年間か居着いては、いつの間にかどっかいなくなっていった。「猫は死に際を見せない」と言われてるけどほんとその通りで、どの猫も最期を見せてくれたことがなかった。
ニャンは今までのどの猫よりも仲良くしてくれた。言葉を理解し目を見て話しをする。電話でも話してくれる。お父さんもお母さんもお兄ちゃんも、みんなにとって一番仲の良い猫だった。つまり完全に多田家の家族だった。
今回ニャンが家出したとき、「帰ってきておくれー」と二時間ごとにお祈りしてはいたものの、きっとニャンも他の猫と同じく最期を見せぬようどこかへ行ってかえって来ないのだろう、と思っていた。でも帰ってきた。いままで誰もやってなかった偉業。ニャンよ、わたしたちがどんなに嬉しかったかわかるかね。最期まで心が通じてることを態度で示してくれた。ほんとうにどうもありがとう。

段ボールでかんおけを作り一晩一緒の部屋で眠った。翌朝庭のキンモクセイの木のふもとにお兄ちゃんが穴を掘り、お墓を作る。かんおけからニャンを取り出したらすっかり固くなっていた。いつもだったら砂袋のようにグニャグニャなのに。でも固くても可愛い。こんなに固くなったニャンを抱き上げることができるなんて光栄。触り慣れたこの毛並み、白と鯖色。土をかけるごとにニャンの姿が見えなくなっていくので色んなこと思い出した。頭に乗せて「黒電話」とか言ったり、しっぽを持って歩かせて「金属探知機」って言ったり、顔を包んで「ハンバーガー」とか言って食べるまねしたり、他にも「スフィンクス」とか「F1カー」とか「ティッシュケース」とか(どれも同じスタイル)やってるニャンを枕代わりにしたり。冬になると、こちらが座ってると勝手に膝に乗ってきてくれるニャン(「サービス精神がある」と評された)とヒーターの前で二時間座りっぱなし、っていうのを、何度やったかだろうね。ニャンが死んでしまうのが初めてだから(当たり前だ)、未だかつてないほど寂しいので涙が出てしまうけれども、素晴らしいよ、素晴らしい出会いと別れです。また会いたいのでぜひまた会えるといいね、ニャン。ロングスパンで考えておこう。

そんなわけで、そっから10日間くらいはほぼ腑抜けで40%くらいのエネルギーで生き、ニャンを思って突発的にジョワーと泣いたりしてましたが、さすが二週間もったたのでもうあんまり泣きません(おかげで日記も書けた)。今は天国か異次元かどっかわかりませんがドコカにいるであろうニャンの健康とか幸福を祈り、それから自分の身近な人々の健康と幸福を祈っているのです。あの、御愁傷様です、とかお悔やみとかそういうコメントしないでね(どう返していいかわからないので)。気持ちだけ受け取っておきます、と先に言っておくよ、つーか読んでくれてサンキューサンキュー。

レイキン
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by Kiiiiiii3 | 2008-10-15 18:01 | Lakin'


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